こちらの横浜市のお客様の現場では、「古いシャッターと窓を無くし、壁面にしたい」とのご要望で、窓リフォームをした事例を紹介します。
窓を新たに追加するリフォームは多いですが、窓を無くすリフォームは珍しいので、工事の流れ、ポイントを紹介しておりますので、ぜひ参考にご覧ください。
こちらの40年以上前からあったシャッターは、すでに開け閉めができない状態が、数十年も経過していました。
まずはこのシャッターを取り外すことからスタート。
2人作業で、落下しないよう慎重に作業しました。
シャッターを外せた後は、古い窓(サッシ)を撤去します。
サッシの撤去は簡単にでき、初日に壁の下地工事まで完了させます。
一旦、休憩します。掃除はこまめにすることで、安全に丁寧に仕事ができるので、我々の習慣です。
防犯、防水のため、最低限ここまでは完成しないといけないので、窓の大工経験が大事だと思います。
特に窓を新しく設置したり、取外したりする際に、最も大事なポイントが「防水」です。
下地の最後は左官工事。
外壁がモルタルなので、先ほどのラスカットと言われる下地材に左官職人が丁寧にモルタルで仕上げます。
うちの左官職人の技術も自慢できるんです!
この後は、外壁塗装をした様子がこちら。
元々は外壁塗装をするタイミングで、せっかく塗装するなら、窓を無くしたいという話になった工事でした。
ちなみに窓が無くなった後の家の中がこちら。
旧出窓の埋め込み部がアクセントになって、モノを飾ったりできるスペースに。
お客様も喜んで頂けました。
窓リフォームで重要なポイントは、防水対策です!
防水対策が不十分だと、雨漏りする原因になります。
雨漏りは天井からポタポタ垂れているイメージが多いですが、多くは住宅の壁の中で、見えない箇所で雨漏りしているケースです。
ですので、知らないうちに雨漏りして、柱、土台などの構造部材を腐らせているかもしれません。
見えないところだからこそ、大事な箇所。
大工としてのこだわりです。
こちらのお客様は、窓を無くすことによって、収納スペースが確保できました。
「窓を無くして、壁にしたい」などのご要望はぜひお問い合わせください。